ギャラリー&ガーデン&ペット週刊かふう特別編集「こんな家に住みたい」セレクション
Wanの散歩道
沖縄県総合運動公園 沖縄市
1987年に開催された海邦国体の主会場として整備された沖縄県総合運動公園。週末は子ども連れのファミリーでにぎわう県民憩いの公園です。県内最大級の総合運動公園として幅広く県民に親しまれています。
太郎(左)/8歳/オス/セントバーナード 琉太(右)/2歳/オス/セントバーナード
飼い主:田中雄司さん・竹子さん

■遠見台(展望台)からの絶景を楽しむ
沖縄県総合運動公園は県道227号を挟んで、陸上競技場をはじめとする6つのスポーツ施設がそろう公園北側の「スポーツゾーン」と、サイクルセンターやオートキャンプ場のある南側の「森と水のゾーン」「海浜ゾーン」に分かれています。
今回登場してくれた、田中雄司さん・竹子さん夫妻と愛犬の太郎くん、琉太くんがよく散歩するのはスポーツゾーンですが、公園を紹介するにあたって公園管理事務所に問い合わせたところ、「南側は緑がいっぱいあり、海沿いに歩道もあるので散歩に最適ですよ」と推薦の言葉をいただき、初めて南側を歩いてもらいました。
まず足を運んだのは、人工池の前にある「自然観察の森」。オートキャンプ場前の駐車場から緩やかな坂道を上ると、展望台が見えてきます。その前にはテッポウユリのユリ園が広がっています。取材時はまだ芽が出たばかりでしたが、一斉に開花する4~5月は見事なユリ園を愛でられそうです。
展望台からは、中城湾や勝連半島、久高島を見渡すことができます。森の周辺には、樹木をぬうように木製の遊歩道が整備され、海風を感じながらの散歩を楽しめます。歩き疲れたら東屋やベンチで休憩。ただ歩くだけでなく、周りの景色を楽しみながらゆったりと過ごせます。


■人懐っこい鴨が泳ぐ人工池
体重65キロ~70キロと成人男性並みの太郎くんと琉太くん。“アルプスの少女ハイジ”などで、セントバーナードは穏やかな性格として知られているためか、散歩の途中では必ず「触ってもいいですか」と声を掛けられるそうです。この日の取材中も「大きいね。いっぱい食べるでしょ」と声を掛けられていました。
そんな人気者の2匹の散歩は1時間ほど。平日は自宅近くを散歩し、時間に余裕のある休日は、車に乗せて県総合運動公園や倉敷ダムなどでゆっくりと散歩を楽しんでいます。
公園内の人工池には鯉や鴨が泳ぎ、エサをもらえると思って人に近づいてくることも。園内にはサイクルセンターもあり、休日になるとサイクリングを楽しむ家族連れでにぎわうため、愛犬との散歩には注意が必要です。猫も多いので気をつけてくださいね。







■散歩のマナー
ペットのフンは持ち帰りましょう。放し飼いにして遊ばせることはマナー違反です。公共の場では犬を怖がる人もいます。常にリードをつけて、 飼い主がコントロールできるようにしましょう。
- ●沖縄県総合運動公園
- 沖縄市比屋根5-3-1
- http://www.okinawa-kenso.com/